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講評 |
題名: |
大切な冬 |
名前: |
有貴 |
さん( |
いおし |
) |
小4 |
キジバト |
の |
森 |
の広場
|
内容 |
◎ |
字数 |
439 |
字 |
構成 |
|
題材 |
◎ |
表現: |
◎ |
主題: |
◎ |
表記: |
◎ |
葉っぱにも、目には見えない小さな穴があいていてあせをかく。有貴くんと同じように、先生もこの話は中学生の理科の |
時間以来はじめてです(植物にはあまりくわしくないのです)。"☆" つばきや松の葉の表面と、桜やもみじの葉の表面 |
をくらべてみたことは、ありますか? つばきや松は、固くてつるつるとしていて、油をぬったように光っているね。表 |
面の様子と、小さい穴が閉じるようにできているかどうかということが、関係すると先生は思うなぁ。・・・なんだか、 |
理科の勉強のようになってきたね。このへんで、作文の話にもどりましょう。"☆" "☆"◇〈●まるで〉が、二回使われ |
ていますね。たとえを使う時、頭をつかうでしょう。どんなものに似ているか考えることは、それがどういうものか理解 |
しないとむずかしいからね。有貴くんのたとえ表現は、長文をしっかり理解したことがよくわかります。・穴を開け閉め |
できて、何度も使えるようにしたのが、常緑樹。穴があいたままで、一度しか使えないのが落葉樹。常緑樹のほうが再利 |
用できるから環境によいのか?といっても、両方とも植物だものね。比べるのは難しいのかな・・・というふうに、この |
たとえで、先生も考えさせられました。・落葉樹が葉を落とすのは、へびの脱皮に似ているとたとえたのも、ユニークだ |
なぁ。桜などの落葉樹は、へびが冬眠する時のように、冬は生物としての活動を控えめにしないといけない。葉がたくさ |
んしげってさかんに呼吸をした場合、冬ごもりのさまたげになるんでしょうね。◆へびの脱皮の話が、冬眠の話に発展し |
ているけれど、脱皮と冬眠には関係があるのかな? へびのぬけがらは、冬の前ではなく、春や夏に見かけることが多い |
ような気がします。できれば、脱皮と冬眠の話を整理して分けて説明したほうがいいね。"☆"◆最後は、もう一度常緑樹 |
と落葉樹の話に戻って、二つをまとめて思ったことを書こう。「木には、いろいろな種類がある。それぞれに自分が成長 |
するための工夫がしてあるのだな、もし、木が工夫をやめてしまったら・・・」などとね。▲「まるで使い捨てのものと |
なんども再利用されているもののかんけいによく似ている。」→「まるで使い捨てのものとなんども再利用されているも |
ののようだ」・「まるで」の言葉の中に、「よく似ている」がふくまれているので、はじめの書き方だと意味が重なって |
しまいます。"☆""☆""☆""☆""☆""☆""☆"次は清書です。11月に書いた三つの作品の中から、自分のお気に入りを選 |
んで、もう一度書いてみてね。一週目の『ぼくとといちゃん』が、いちばん長く書けているね。 |
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ふじのみや |
先生( |
ふじ |
) |
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