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清書:先生と授業 ウグイス の広場
TERU ふり 中2 交話機能とは「言葉が持つ、人と人との気持ちを結びつける作用」という意味だそうだ。私の今までの人生でどういうのを交話機能というのだろう。  

 ではまず、交話機能といえないものを考えてみたい。私の理科の先生は超がつくほどまじめである。おまけに授業もものすごく眠くなる。なぜならこの先
生の授業は授業の内容から一歩もはずれることはないのだ。  

 「じゃ、授業をはじめる。今日から電気にはいる。まずは回路の説明。回路というのは電流の通る道のことを言うのだ。これを図に表すとこういう風にな
る。これを回路図という。わかったか?」  

 「…………」
 

 という風に無駄話が一つもないのだ。確かに授業の内容から外しすぎるのもよくないが、少し無駄話があったほういいと思う。
 

 私の中学校で特に交話機能の使い方が上手いと思ったのは、社会の先生だ。授業の内容も濃く、とても分かりやすい説明で、いつも私達のことを気にして
いながら授業をしてくれるいい先生だと思う。そこまで授業の内容から話しはずれないし、その無駄話もとてもおもしろい。思わず聞き入ってしまう。だか ら社会の授業はいつもとても短く感じる。それと違って理科の授業はものすごく長く感じる。  

 何を話すときもその内容ばかりではなく、すこしは冗談を入れたりしながら話すのがいいと思う。だからといって冗談ばかりいって本題を相手に伝える事
が出来ないのもいけない。とにかく、一番大切なことは話しの内容がとても印象が残り、そして本題を相手にきちんと伝えられることだと思う。これこそが 本物の交話機能という物なのではないのか。  

 
                                           
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