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休日の朝寝坊 |
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正博 |
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いえわ |
高3 |
私は朝寝坊が好きだ。学校のない日はいつも昼近くまで寝ている。 |
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しかし、学校が家から遠いので学校のある日は朝六時に起きなければならず、あくびを何度もかみ殺したりなどしながら登校しなければならない。 |
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それなら休みの日ももっと早く起きればいいとみんな言うのだが、これが寝坊好きには大変で、起きるためには何も予定のない日に目覚ましをセットして |
起きるという事になってしまうのである。 |
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何故朝寝坊をするのかと言えば、当然眠いからだ。ならば何故眠いのか、眠らない・眠れないから、ひいてはその人に求められる生活習慣に無理があるか |
らだ。 |
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人間が社会で生きている以上、ある程度他の人間の生活習慣に合わせる必要がある。 |
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学生なら学校の始まる時間に起きなければならないし、社会人なら仕事の時間までに起きなければならない。寝る時間も同じだ。 |
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人間の体が理想とする睡眠時間には個人差がある。だからそれに合わせるのがつらい人もいる。そういった人は休日にその分寝だめをしてごまかすのだ。 |
と思っていたら日本には、なんと休日出勤などという物まである。身の毛もよだつ話ではないか。無理のある生活で、疲れた体の休憩所が、蜃気楼のように |
目の前で消えるのだ。その時の体の悲鳴を想像すると、胸が悪くなる。日本人は働き過ぎだと言われるわけだ。 |
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つまり休日に寝坊をするという人は平日に少なからず無理をしていると言うことだ。朝寝坊をする側としては、休日にまで無理をしろとは言わないで欲し |
い。 |
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眠いという欲求は体が休息を欲しているという事である。それに従って眠るのは怠惰とは絶対に言わない。人間は動物なのだから寝たいときに寝るべきな |
のだ。霊長類だとか言って下手にこれを否定すると早死にするだけだ。 |
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将来は早寝・遅起き・昼寝付、そんな生活を送りたいものである。 |
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