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内申の重要性 イチゴ の広場
あもい 中3

 中学3年生になると生徒は、担任がつける内申点にマイナスがでないように、テスト勉強を頑張って点数をかせいだり、授業態度を良くしたりで必死である
。その内申が、自分の行きたい高校に提出されるからである。いくら本番のテストが良くても、内申が悪ければ合否に関わる可能性がある。だから、良い方 が得である。  

 そのために、私達は早くから準備を始める。こつこつと努力を積むのだ。一番大事なのは、もちろん本番1回だけの試験だ。しかし、知識、経験、努力を積
まなければ、合格の花は咲かない。努力した分だけ輝くのだ。  

 内申は合格の花の種子のようなものだろう。花を咲かせるための、1つのきっかけになるからだ。生徒は学期末に返される成績表を見て、焦りや危機を感じ
、勉強を始める。『受験勉強』の始まりだ。花でいう『生長』の始まりだ。  

 それに比べ、私には『成長』がない。その過程すらないのではないか?「良い方向へもって行こう」というような緊張感がない。将来、やりたい事への知
識、経験、努力なんかまっさらない。  

 あー、人生の成績表、内申点のようなものが欲しい。『成績表』は嫌いだという人もいると思うが、私の場合、『成績表』がないときっかけができない。
焦りや危機を感じないこともありえる。そうなると、人生に花が咲かないかもしれない。同じ“咲かない”でも「努力して、成長してきたがつぼみのままで 終わってしまった」という方がまだマシだ。  

 しかし、『人生の成績表』なんて誰も作れやしない。私は常に緊張して、自分の場所、レベルを確認しながら生きていかなければならないのだ。
                                               
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