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一流ホテルの、いかにも アジサイ の広場
陽一 あわつ 中2

 一流ホテルの、いかにも「一流でございます」というロビーに、大抵こうした男女の一群がたむろしているのは、そうでないとどうしていいかわからない
客がいると考え、ホテル側があらかじめそれ専門の「仕出しや」に頼んで用意しておく場合が多いからである。当然、経費もかかるが、ロビーを利用する客 にランクの最上位にある「待ちあわせ場所」としてふさわしい体験をしてもらうことはホテル側としても望ましいことであるし、これにはちょっとした教育 効果もあるからだ。つまり、お客さんが、うるさくしたり、良くない態度をしていたりするときに、ボーイが近ずいていって、「周囲のお客さんが迷惑をい たしますから」と注意することがありますが、それはそうすることによって、「周囲の客」の方が、「ははあ、ホテルのロビーであんなことをしては行けな いんだな」と学ぶことを期待しているらしい。  

 このように一流ホテルは、かっこ着けた振る舞いをして客をもてなしているが、実際にそれだけでよいのだろうか。ある例を考えてみよう。例えば僕が、
友達と会うときにふんどしに下駄を履いた姿で会いに行ったとすれば、もちろん友達は、(なんだこいつ?)と思うことだろう。ここまでする人はいないと 思うが、一緒に遊ぶだけなのにワイシャツにスーツ姿で来られるのも困ったものである。だから僕は、無理なく自然に振る舞う方が良いと思った。  

 かっこつけた振る舞い、無理なく自然に振る舞い、この二つに終点を絞ってみたが、どちらが良くて、どちらがわるいというのはないと思うが、やっぱり
その時その時に応じて物事を考えながら行動することが一番大切なんだなと思った。  

 
                                                   
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