先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
核兵器 オナガ の広場
美佳 いうわ 小5 その日からの文章の中で、私が、1番心に残ったことは、アインシュタイン博士が、戦争に勝ったからといって、気持ちが、浮かれていたり、何事もなかっ たかのように、いつもとごく普通のふいんきで毎日を送らなかったことです。私は、そんな博士を家族が、死んでしまった人の恨みの気持ちや、被害にあっ た人、そして、ひどい目にあった国の気持ちが、よくわかり、やはり、優しい人だと、もう1度見直しました。そして、「われわれは、戦争に勝ちました。 けれども平和を勝ちとったわけではない。」という言葉の中の、「平和を勝ちとったわけではない。」の1言に、すごくえらくて負けず嫌いじゃないことが 、満ちあふれていると思いました。最初に読んだときには、「ん?。」と顔に出るほど意味がわかりませんでした。けれども何回も読んで、何回も考え直し ているうちに、すごく良い意味ということがわかりました。その良い意味とは、私的に、世界の平和のことだと思います。多くの人は、自分の国第1で、ほ かの国は、第2などと思っていると思いますが、博士は、世界第1と考えていることでしょう。私は、博士は、思いやりのある人なんだろうなと思いました  

 そして博士は、終戦直後にできた、国際連合の、原子力委員会の会長を勤めることにしました。私は、博士は、やっぱり、いい人。だって、無責任じゃな
いから、と思いました。よく、  

 「そんなんしてないって。なんかかってになってた。」
 

 などといいわけをし、かたずけるなどせずに、責任を持たない人がいるので、そういう人に博士の気持ちを分けてやりたいぐらいです。
 

 そして、博士は、いろいろな努力や、運動を積み重ねていき、とてもえらいと思います。努力賞ぐらいあげてもいいくらいです。
 

 けれども、運動など、している場合じゃなく、もう1度、核兵器を作れという恐ろしい命令をくだされたとき、博士は、どれだけいやに思ったのでしょう
。それも、世界は、アメリカ側と、ソ連側にわかれてにらみあうようになったことには、平和を守ることができるのかとみんなが心配してたのではないでし ょうか。もしかして、こんな核兵器を使って戦争なんてしないのかと心配の毎日を送っている人も少なくは、ないと思います。もし私が、こんな生活を送ら なければならないとしたら、…。やっぱり暗い毎日を送らなければならないのでしょうか。けれどもこまっているのは、トールマン大統領だって、それに水 素爆弾を作るのを考えている博士たちだっています。それを考えると、国民の人達だって気の毒にと思うことしかできないのでしょう。  

 そして、ある日頭をなやませるアインシュタイン博士に、日本人の記者が、たずねてきて、そのときアインシュタイン博士が皮肉を込めて、答えたことが
私にも良く伝わり、前まで、科学者など研究に取り組むことを仕事にしている人達だって、いやな仕事を任せられることだってあるんだなと思いました。  

 今でも、核兵器を作っている国があるけれど、日本は、作らなくていいと思います。それは、1回、東京大空しゅうや、なにより、広島と、長崎に投下さ
れた、原爆のこわさをどこの国よりも知っているのに、核兵器なんか作っていると、仕返しをするために、作っているように見えるからです。そんなの、私 にとっては、ただの、子供のけんかのように見えます。けれども、日本と仲の良いアメリカ合衆国は、今も、核実験が進められているらしいから、戦争に強 い国だから、いざ、戦争というときに使うために作っているかもしれないなと私は思い、こわいな、という気持ちがうかんできました。  

 アインシュタイン博士が、核兵器をつくってしまい、後悔する気持ちは、私にもよくわかります。
 

 
                                       
ホームページ