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冬休みの思い出 |
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私は、この冬休み今まで十一年間生きてきて最悪な思い出を残してしまった。家族旅行も台無しになり、すべての計画がつぶれた。あれほど毎年楽しみに |
していたスキ-ができなくなったのだ。私は、悲しみのどん底につき落とされたような気分を味わった。スキ-ウェア-は新しいのを買ってもらい、すべて |
が準備満たんだったのに行けなくなったのだ。何度も自分は不運だと思った。 |
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そんな中で幸運だったのが、右手でなかったこと。もし右手だったら、字も書けないし、きき手が使えない。その事実からのがれられたのは不幸中の幸い |
だと思う。しかし、お風呂もビニ-ルをかぶせ、水が入らないようにするので、ひと苦労。かみどめのピンをつけるだけでひと苦労。ろくなことは一つもな |
い。とくに、自信のあるパソコンの特打ちだって両手でないと、早く打てない。水泳・フル-ト・ピアノすべて練習はできない。いったいどうなってしまう |
のだろうか。天と地がひっくりかえったような気がしてならない。 |
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そんな中、幸運がもう一つある。今度は春休みにスキ-に行くことだ。春休みは冬休みのくやしい思いのぶんも楽しみたいと思う。私がこれほどまでもく |
やしい思いをしたものとは何だろうか。それは左手首骨折だった。 |
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二十一世紀の幕開けには、ギブスをとる日が近づく喜びにうきたった。ギブスをとる日、一月十二日は一生忘れられない日になるだろうと思った。 |
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