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清書:恐ろしい虫(清書) イチゴ の広場
有貴 いおし 小4

 三十七年前に日本で大量発生したアメリカシロヒトリの事を、僕はこの話を読んで初めて知った。だが今では鳥や獣のえさになってしまって減っていると
いう事を知って、少し  

 「かわいそうだなぁ」
 

 と思った。だが、もし鳥がアメリカシロヒトリなどの虫を食べるのをやめると鳥は死んでしまい、鳥を食べる獣などが食べ物がなくなって死んでしまって
、生態系が崩れてしまうと思う。もし鳥がアメリカシロヒトリを食べなかったとしたらアメリカシロヒトリは、五年も立たぬうちに日本中の木の葉を食べ尽 くしてしまうと思うその点ではとても恐ろしい虫だ。だがもっと恐ろしいのは、都会の中からアメリカシロヒトリガ消えてしまう事だ。  

 それはさっき言ったように、生態系が崩れてしまうからだ。
 

 前の学校に遊夢君という、虫の好きな子がいたその子は物知りで、アメリカシロヒトリ
 

 の事も知っていて昆虫図鑑のアメリカシロヒトリを指差して
 

 「この虫なぁ珍しくてなぁ決まった場所でしか見られへんねんで。」
 

 と言っていた。その言い方はまるでマニアが自慢するような言い方だった。前に昆虫間に行った時ガのコーナーに行った。そしたらガには1000種類以
上の種類があると書いてあった。そのとき  

 「どんなガがいるんだろう。」
 

 と不思議に思った。だけどそのときには、想像もつかなかったため
 

 「多分いろんな形のがいるんだろう。」 と位にしか思っていなかった。 今では僕はとても虫が好きだ。なぜなら遊夢君が一年生のときに買ってもらっ
たカブトムシの卵を卵からかえして、それを自慢げに  

 話してくれた事があったからだ。その他に夏 休みに新聞を書く宿題で、昆虫のカブトムシ の所を手伝ってくれて
 

 「こうやって孵化させるんやで。」 と毎日夜遅くまで教えてくれた。夏になると せみやかぶと虫を取りに行ったりした事もある。遊夢君はもしかする
と本を暗記していたから、アメリカシロヒトリを知っていたのかもしれない。それを聞いていて僕も遊夢君みたいに暗記するくらい知っていたいなぁと思っ た。そしてこの話を読んでもっと昆虫に興味がでた。だからもっと虫の事を調べたりして知りたい。そうするともしかしたら生態系  

 を守るようなアイディアを出す事が、できるかもしれないなと思った。
                               
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