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好奇心の力 アジサイ の広場
太公望 うの 高1

 私は、いつも学校と家を電車で行き来している。登下校中に好奇心が湧くことは無い。いつもの電車に乗り、いつもの場所に立ち、いつもの人と向き合う
というなんともいえない感じである。学校での友達との会話は、色々と情報も入り好奇心も湧く。しかし、学校に行くというのがいつも同じ行動パターンで あり私は、機械のように行動している。他の人も同じことが言えるのではないかと思う。人間は、若いときに一杯刺激を受けるべきであると思う。  

 その為には、一人旅や興味のある場所へ行くことが重要である。旅といっても学生が行く修学旅行ではどうしようもない。時間に追われて落ち着くことも
できないし一人でゆっくりすることもできない。それに新たな発見というのもできないと思う。私が最近新鮮な気持ちになったのは、父と行った「東京ゲー ムショー2000」である。今までに大規模の展示場に行ったことが無く是非一度行ってみたいと思っていた。行った先々で新たな発見があり、好奇心が久 しぶりに表に出て来た感じであった。様々な人、物を見ていかに自分が今まで狭い視野で物事を考えていたかというのがよく分かった。小さい頃から母に「 外にでなさい」と言われつづけていたが、出不精であったため中々出ようとはしなかった。今思うともっと外に出て色々な発見をし経験をしていれば良かっ たと思う。そうでなければ新たな関心も湧かないだろうし、興味も湧かないと思う。  

 好奇心、興味、関心と言うものが今まで科学などの進歩の重要な役割を果たして来た。しかし、今の社会は科学者などの専門家以外は好奇心があまり湧か
ず目の前に示された物をそのまま事実として受け取ってしまうし、疑うと言う気持ちも湧かない。私が見ている少し大人向けの深夜アニメ「アルジェントソ ーマ」でもこのようなことを言っていて納得する場面がかなりあった。学校では、海外研修を強く薦めている。外国で経験することは、自分にとって大きな プラスなるからということである。外国の文化やライフスタイルを体験すればおのずとそこから興味関心が湧いてくるはずである。  

 好奇心が冷静さを無くし危険さを伴うこともあるが好奇心が無くなることがあってはならないと思う。現代人が、好奇心が少ないのはかなり危険性がある
と思う。このままでは、人類の進歩がストップしてしてまうのではないかと考えてしまう。この様なことを無くすにはもっと刺激を受ける必要があるのでは ないかと思う。  

 
                                                 
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