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心は燃えているか |
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太公望 |
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うの |
高2 |
「心」、人間にとって非常に大切であるものであるが現代社会ではおろそかにされている。今の日本は、物質的には非常に豊かで世の中はとても便利で生活 |
はとても快適になった。しかし、それとは逆に心の面で様々な問題がおきている。少年による凶悪犯罪やモラルの崩壊である。今の人間は、物質的豊かさに |
目をくらまされ心の重要性を理解していない。 |
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このように心が貧しくなったりしてきた問題の原因の一つは、高度経済成長期に問題があったと思う。この時は、日本が戦争に敗れ何もないゼロからのス |
タートとなった時だった。そのため早く復興しようと物ばかりに目が行き物質的豊かさを求めて日本は前進してきた。確かにこのおかげで日本は、経済大国 |
といわれるまでに復活した。しかし、それと同時に心や精神的な面での成長、教育などがおろそかにされてしまった。そのため今になって昔の大きなつけが |
回ってきているのである。これは仕方ないのかもしれないが今こそきちっとした対策を取らなければならない。私も目の前の物質的欲求にかられそれを達成 |
することで心の平静を保とうとしている状況である。しかし、それではいけないと思いまず自分の好きなアニメを見て登場人物は何が言いたいのかなど深い |
所まで読むようにした。そのため現実の社会でも心についての考えを良く行えるようになった。 |
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もう一つの原因として社会的問題があると思う。日本は、宗教に対しての信仰心が非常に薄い。そのため欧米、他のアジア諸国に比べ心の面で貧しい点が |
ある。宗教は心、精神面に深くかかわってくるもので、信仰している者にとっては大きな支えである。宗教は、長い歴史の中で確立されたもので人間の心な |
どに大きな助けとなる。しかし、日本は宗教がないために精神面で頼れるものがないので今のような問題になったと考えられる。 |
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これからは、物質的社会より精神的社会になる必要がある。一人一人が物質的豊かさに満足せず本当の豊かさを知る必要がある。確かに物質的豊かさは世 |
の中を便利にしてきた。だが人間の内面が貧しくなってはどうしようもない。「心」は、人間しか持っていないと言っても過言ではないのだから「心」を失って |
しまうようなことはやめるべきである。 |
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