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あだ名って何だ? |
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キジバト |
の |
池 |
の広場
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しっぽ |
/ |
ほし |
中1 |
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私の名前は志帆という。隣のクラスにもう一人史帆ちゃんという子がいる。同じ名前だと困る。いったいどう呼べばいいのだろうと周りの人はさぞ悩んだ |
ことだろう。私は幼稚園の頃から「しっぽ、しっぽ。」と家族や友達から呼ばれていたので、悩んでいる友達に救いの手を差し伸べるように、 |
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「ねえ、しっぽって呼んでいいよ。」 |
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と笑いかけるのだった(笑)。もう一人の史帆ちゃんはしーちゃんと呼ばれるようになった。私はあだ名は親しみをこめて、とか、区別のためになら良いと |
思う。しかし、差別のためにだったらそれは決してやってはいけないと思う。 |
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次はその理由についてだ。 |
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まず親しみを込めてなら良い、と書いた理由だ。私は結局六年間しっぽと呼ばれたわけだが、すごく仲の良かった男の子からある日突然名字で呼ばれるよ |
うになった。 |
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男の子・「ねえ、(私の名字)さん。」 |
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私 ・「へえっ?」 |
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私は名字で呼ばれた瞬間、いつもは細い目(?)がまんまるになった。 |
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私 ・「・・・?どうしたの?」 |
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男の子・「これから名字で呼ぼうー。」 私 ・「・・・・・・。」 なんだかその時その子と他人になったような(まあ他人だけど。)感じでさびしかったし |
、少しショックだった。ところが、またしばらくして、その男の子と階段で会うと、 |
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男の子・「あっ、しっぽ。」 私 ・「あっ、まこちゃん。」 私はまたあだ名を呼んでくれたのでうれしかったが、その子は何も無かったように階段を |
上がっていってしまった。やはり、あだ名だと、本当の友達!という感じがする。名字やフル・ネームだといかにも他人!という感じで冷たい重い物でも持っ |
ているような気分になる。 |
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さて、もう一つの「差別」のためにつけたあだ名の話だが、前にこんなことがあった。 友達 ・「ねえ、**ちゃんってさー、ちょいとむかつくからさ |
あ、あだなつけようや。」 私 ・「なんで?」 |
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友達 ・「だってさあ、悪口言ってる時に聞かれたらヤバイじゃん。」 私 ・「・・・・・・。」 結局その子のあだ名はその子の少し目に付く特長などを |
具体化したような物になったのだが、これは白人が、肌の黒い人を「黒人」と言ったり、ドイツ人が自分達とユダヤ人を差別したことと同じだと思う。 |
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確かに、あだ名を付けるのは勝手だが、そのあだ名を付けられた人にちゃんと了解を得てからその人を呼ぶべきである。了解を得られないようなあだ名は |
最初から作らない方が良いと思う。 |
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