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脱線する大切さ | 
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惇平 | 
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あはえ | 
高1 | 
   折り紙の三分の二の四分の三は二分の一になる。これを頭の中で理解する人は少ない。実際に紙を折ってはじめて理解するほうがしっくりくる。これを学 | 
| 校の教育になぞらえてみると、同じようなことが言える。「学校では創造性とよばれるような能力はあんまり身につかない」と警告されているが、確かにい | 
| い点を取るプログラムをつくることはむずかしくない。やることが決まっているからだ。しかし誰もやったことのない事をしたり、やり方を大幅に変えたり | 
| など「いつでもその計算を間違いなくに速くできる」ようにするのではなく、その場の与えられた状況で苦労せずに理解できる適応力を身につけることが目 | 
| 指すところなのだ。 | 
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   日本とアメリカの教育の違いは、現在注目されている。日本の教育は、やるべき事柄がもう決まっていて、アメリカのほうは、やるべき材料はあるのだが | 
| 、自分で考えながら答えを導かなければならないのだ。この後者の考え方は自立心もそうだが、想像力や適応力を養える。日本はこの方針をならうべきだ。 | 
| その為にはまず何事にも脱線するべきだ。 | 
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   たとえばピアノ(音楽)について考えてみよう。作曲したい人がいるのだが、その人は今までクラシックのむずかしい曲を弾いてきて、とても上手い。感 | 
| 性もとても良いものを持っている。しかしその人は曲を創造することはできないだろう(マジ)ある曲を考えるさい、様々な音を聞くことが必ず必要となっ | 
| てくる。その点ではJポップスを弾いたり聞いたり、なんでもいいから和音やつながった音を弾くのもいい。とにかく脱線して、自分の音楽形式を作る必要 | 
| があるのだ。(分かりにくくてすまんね。だいたい意味が分かれば十分です)これが、前文で述べたアメリカ教育なのだ。 | 
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   ぱっと見無駄で、どこに行きつくかわからないような事をやっているような気がするかもしれない。だがその無駄が、「これやってみ」と渡された時にい | 
| きてくる。その場で与えられた状況で苦労せずに理解できる適応力とはそういう事なのだ。 | 
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   これはすごく勇気がいる事だが、著名な発明家や芸術家の例を考えると、それも決して悪くないと分かる。その先にはすばらしい発見や新しい知識がある | 
| のだ。 | 
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