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木の価値 | 
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たぬき | 
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のと | 
中1 | 
   数年前、森林関係の研究所に勤務している研究員のところに、ある、村長が訪ねてきた。その森には、それほど多くはないけれど、今では、希少価値にな | 
| った、天然のヒノキが大きく育っているという。そのヒノキを一番高く売るにはどうすればよいのかが村長の問いだ。研究員はいろいろ調べて、玄関の表札 | 
| にするのが一番いい方法だと言った。そしたら、村長は樹齢二百年を超えた大木が、柱になっても堂々と建物を支え、生き続ける姿を思い浮かべていたが、 | 
| それが細切れになることなど容認できるものではなかった。商品の価値を高めることが、木を侮辱するものであってはならないと思った。 | 
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   人間は、何でもお金の事を考えてしまう。この木はいい木だなと言ってても、心の中では(この木は、どのくらいの値段をするのだろう)、お年玉もらって | 
| も(何円はいってるんだろう)などと気になる。実は・・僕も気になる(笑い)。だから、お金以外の事も大事にしたい。 | 
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   第一の理由に、お金以外の事を考えると人の事を考えられる。もし、きれいな森林があって、動物もたくさんいる。そんな森がある。この木を売るともう | 
| かる。しかし他の事を考えると。、動物がいなくなる・・自然がなくなる。そういうふうにいろいろな事を考えられる。 | 
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   でも他の事が考えられない人は、自分の事しか考えられない。東海銀行調べで一ヶ月の小遺いの平均を聞いた。幼稚園で572円、小学生で1109円、 | 
| 中学生で2822円、高校生で6687円だそうだ。このデータを見て、びっくりしたのは、幼稚園で500円以上もらっているということだ。幼稚園から | 
| こんなにもらっていたら、お金の事しか考えられなくなると思う。自分の事しか、考えられないと思う。こんなことではなく、他の事も、考えられるように | 
| なりたい。 | 
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