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清書:心の小さな道場 エンジュの広場
ミュウあおゆ中1

「こんにちはー!」「あっ。こんちわ。」「入部希望者?」最初に部活見学に行った時は、そんな感じで、話しかしていなかった。仮入部が始まると、「竹
刀もってみて。」「ここが弦っていって、・・・」などと、基本から教えてくれた。こんな言葉を知っている人は分かったと思うが、私は剣道部に入部することにしていたのだ。 

 入ろうと思った理由は、友達が入るからというのが正しいかもしれない。友達はダイエットをしたいといながらも、「茶道部に入りたい」といい、そのこ
の知り合いの先輩が剣道部に入っていたので剣道もやってみたいといって、「そうや!茶道で食べて、剣道でやせていったらええやん!」といいだして、私も両方の部を掛け持ちすることにしたのが理由だろう。私の入った剣道部は、顧問の先生が教頭先生なので、あまり指導をしに来ないため、いつものほほーんとして遊んでいる。先生が来た時だけ、真面目にしたりする。でも入ったばっかりのときは、毎日きちんと教えてくれて、大分上達してきた。一年生は、5人増え、2年が一人ふえた。うちの学校は、3クラスで、私は3組だ。そして、その五人のうちの3人は3組の人(私を含む)なので、結構話やすい。 

 それと、都合の良い事に、私のお父さんが剣道部だったので、色々教えてもらえることが判明した。お父さんは、「中学校でしよった練習を教えたら、お
まえや絶対剣道部やめるぞ。」とかいっていた。よほど厳しい練習だったのだろう。 

 今の私にとっての剣道部は、小さな心の道場である。体と一緒に心をきたえる、小さな道場である。この道場で、協力したり、教え合ったりしながら、強
い心のたまを磨いていこうとおもった。                          
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