先頭ページ前ページ次ページ最終ページ
講評題名:生きているということ名前:杉田大岳さん(うい高2アジサイの広場
内容字数825構成題材表現:主題:表記:

 長文の意見を、しっかり自分のものとして理解できているね。比較的長めの文だけど、その長さを感じさせないスムー
ズな展開だ。 少年犯罪を題材にしたのは、成功だね。長文にある「離人症」ということは、他者との人間関係を気づくことができないということだ。人間関係を構築するときに、「他人への共感」は不可欠だろう。その点の欠如が、現代の様々な問題を引き起こしている根本的な原因になっていると、うい君は考えているのだね。その意見に賛成だ。「他人への共感」言い換えれば「思い遣る」ということができなくなったのは、どうしてだろう。そして、どうすれば「思い遣る」ということができるようになるのだろう。これを考えてみるといいね。 その方法を一つ紹介してみよう。他者の痛みを思うとき、自分自身に置き換えるということは、置き換えるべき自分の許容量が必要になりそうだ。自分自身の許容量は、自己の経験だけでは広がらない。そこで、疑似体験によって、許容量を広げるという手段が考えられる。その具体的な方法は……そう「読書」だね。他にも、方法がありそう。うい君が「これぞ」と思う方法を探し出してみよう。 まとめは、とてもすがすがしい。「環境問題」はやや唐突ではあるけれど、それを越えてうい君の考えがにじみ出たいいまとめだね。★これに名言が入ると、なおいい。名言やことわざは、文章のスパイスになる。うまく使うと、よりよく仕上げられるからね。"☆""☆""☆""☆""☆""☆" けいこ先生(なら
ホームページ