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コンピュータは難しい アジサイ の広場
AE86 えや 高2

 コンピュータにかぎらず、複雑なハイテク機器を自由に使いこなすということは容易なことではない。
 

 今の世の中は「人間が如何に進歩せずに、物が進化するか」という概念に捕われている。私達一般ピープルは「分からないから、簡単に操作できるように
してくれ」という要求を出す。だから機械はどんどん進化していくのだ。しかし、ここでプロは「新しい物は難しくて当然。勉強しなさい」という考えを持 っている。これでは機械は進歩しない。今の機械は「如何に小さく・軽く」というのを目標に進化を続けている。これは一般ピープルからの要望によって成 された結果だろう。これを車に例えると、マニュアルからオートマへの進化である。しかし、私はこれに反対である。なぜなら、色々な考え方はあると思う が、私は車は楽して乗るものではないと思うからだ。人間はそのままで機械ばかりが進化してしまうと、いつかはその進化が止まってしまう。私も持ってい る携帯電話。色々な機能が付いていて便利だが、実際に使っている機能はほんの幾つかに過ぎないのだ。エスカレータが普及すれば人間はそちらを利用した がる為、人間の足は退化してしまう。その時代が「今」である。車はまだ空を飛ばないし、機械の進化も難しい。そろそろ、人間も進化を始めなくてはなら ないのだろうか?  

 機械が人間に合わせるのではなく、人間が機械に合わせるようにしないと駄目である。普通ならば下の者が上の者に合わせるのかも知れないが、コンピュ
ータに関して言えばそれは通用しない。下の者が上の者に従って進化するのではなく、上の者が下の者に合わせることで進化していく。言わば「謙譲」では ないだろうか?  

 
                                                   
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