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現代では学術研究の場においてだけではなく、企業活動の場においてもまた専門化が進んでいます。しかし、それだけにまた「専門バカ」たちの時代である |
ことも大いに孕んでいます。専門家は自分の専門とする事柄については良く知っていても、ただそれだけだったらほとんどすべての事柄については無知だと |
いうことです。ところが、自分の専門外の事柄に関してある程度理解することができ、言論を展開することができる人たちがいるのです。 |
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ひとつのことばかり掘り下げて深く追求していくのも良いが、それだともし難問にぶつかったときに、自分が今まで深く追求してきた方向からしか考えを |
巡らすことができない。結局、最初から自分の専門とすることだけでなく、広い知識をもっていればいろいろな見方から問題の解き方を考えるから、一面だ |
けを深く考えているより、問題を解ける確立は高いと思う。 |
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そしてまた、常識は専門家と非専門家どうしの言論の基盤でもある。常識の中には正確でなく、本当は違っていても皆にそう覚えられている常識も中には |
ある。それでも、非専門家が知らないことは、常識などから例えを導いて解説してあげたりすれば、ただわからない専門用語がずらずらと並べられた話を聞 |
くよりはるかに理解しやすいというのは誰でもわかることだろうと思う。 |
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確かに、ひとつのことについて徹底的に掘り下げて研究することも悪いとはいえない。むしろいい面だってもちろん持っていると思う。しかし、それより |
も自分が持っている専門知識のほかに非専門家たちが持っている広く浅い知識を持ち合わせていくことのほうがさらに良いと思う。 |
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