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家族の一員、メダカ達!! |
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小5 |
家族の一員、メダカ達!! 2001・7・3 |
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「あぁ!!泳いでる!!」 |
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これは、六月十九日のことだった。私がいつも通り朝、黒メダカに餌をやろうとすると、すいそうに、ニ㎜ほどの子メダカがいたのだ。まるで喜んでいる |
犬のように、尾びれをちぎれそうなくらい振りながら、泳いでいるではないか!私が飼っていた、四匹の黒メダカが子供を産んだのだ。 |
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もともと、黒メダカをどうしたのかというと、五月十九日に担任の勝村先生に南古山という所に連れて行ってもらい、『メダカ取り』をしたのである。取 |
ってから、メダカに詳しい中先生にお話を聞いた。中先生によると、『餌はほんのちょっと、一日一回。そしてメダカの卵は十日たったら、子供になる。メ |
ダカは熱帯魚だから、日当たりのいい方が卵をいっぱい産む。メダカと、子メダカは別にしなければならない。』などということだ。 |
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そして何匹か持って帰って、何匹か殺してしまい、結局四匹になってしまった。それでも、私は嬉しくてその四匹に名前をつけた。雌二匹は『たんぽぽ』 |
『すみれ』雄二匹は『おっど』『フルート』という名前だ。ホテイアオイという水草をすいそうにいれる為に、鳴滝池に取りに行った。フェンスを飛び越え |
、恐る恐るお母さんに取ってもらった。 |
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大事に大事に育てているのに、なかなか卵を産まない。すると、九日に卵を産んで、十九日にメダカがかえったのだった。お母さんに、 |
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「メダカが卵を産んだ!」 |
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というと、 |
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「何日に卵をうんだっけ?」 |
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と聞かれた。 |
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「九日。」 と答えて、ハッとした。そう、中先生が言っていた通り、ぴったり十日だったのだ! 「オォ、スゴイ!!」 |
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と思った。子メダカは別にしないといけないので、ホテイアオイがもう少しいる。そこで、また、鳴滝池へ行き、ホテイアオイをとることにした。前取っ |
た所は怖かったので、その反対側に行ってみると、もっと大変なことに、ホテイアオイが下の方にあり、取れないのだ。でも、どうしてもほしかったので、 |
お母さんと考えたあげく、ものすごく大胆な方法を思いついた。それは、お母さんに私の腕を支えてもらい、私が足の指でホテイアオイの葉っぱをつかみ取 |
り、足の指と腹筋の力で取るという方法だ。でも、葉っぱがちぎれるぼかりだ。そこで、茎はつかもうとした。すりきずも作りながら、やっとのことで、二 |
つのホテイアオイをゲットすることができた、私とお母さんは、何だかわからないけど、おかしくて、おかしくて、しばらく大笑いしていた。 こんな大変 |
な思いをして取った。学校のホテイアオイとか、中先生のホテイアオイには、卵がすごくいっぱいついている。なのに、私のはニ、三個しかついていない。 |
私は、 「まぁ、『ちりも積れば山となる』だしなぁ…」 |
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と思っている。 この前、メダカの水かえをしながら、子めだかが何匹いるか数えていた。すると、十匹もいた。合わせて十四匹だ。ホテイアオイについ |
ている卵を虫めがねで見てみたら、なんと、理科の教科書に載っているようだった。卵の中にはメダカの黒い目、メダカらしい身体があった。 「おもしろ |
~い。」 |
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と思っていた。 苦労して取ってきたかいがあって、ホテイアオイにはきれいな美しい紫色のヒヤシンスのような花が咲いた。メダカも優雅に泳いでいる |
。 一年ぐらいたったら、この十匹も大人になり、今いる四匹のようになるだろう。そうすると、今いる四匹の名がわからなくなってしまう。それがとって |
も残念だ。 |
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それでも、家族のように大切にしてやりたい。 |
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