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清書:私の夜 イチゴ の広場
ミニまろ いそれ 小4

 私は夜、勉強して、お風呂に入って、飲み物を飲み、時間割をそろえて、歯磨きをしてから寝るのです。寝るのは毎日だいたい10時20分くらいになりま
す。けれどたまにペットの「ふう」が起きています。ハムスターは夜行性なのです。寝ようと思った時でも、ふうが起きていると、ついかわいさにつられて 遊んで夜更かししてしまいます。夜更かしすると、10時30分位になってしまってお母さんに  

 「寝なさい!!」
 

 と、怒られてしまいます。
 

 でも、ふうが起きていない時は、ふとんの中に入って読書をします。読書といっても、マンガです。もちろんハムスターのマンガを読みます。つい夢中に
なってしまって、結局お母さんに  

 「寝なさい!!」
 

 と、怒られてしまうのです。
 

 たとえ怒られても、私にとって夜は、一番リラックスできる時間です。時には、勉強をたくさんして、頭をたくさん使って早く寝たくなる事もあります。
 

 夜中、・・・・・・カラカラカラカラ・・・・・。かすかに音が聞こえてきます。前におばあちゃんが家に泊まりに来た時にそのカラカラの音がして、次
の日に  

 「昨日ふうちゃんがうるさかったもので、一睡もできなかったよ。」
 

 とクレームをつけました。
 

 「そお?」 この音になれたお父さんとお母さんと私には少しも聞こえませんでした。実は、このカラカラの音は、ふうが回し車を回す音だったのです。


 次の日の朝。一家は気持ちよく起きました。けれど、おばあちゃんの他に、一睡もできなかった人がもう一人いました。その人は、忘れちゃいけないもう
一匹のペット「ナッツ」です。ナッツの小屋はふうの小屋と、ニ階建てになっていて、ナッツの小屋は、下の方だったので、相当メーワクだったのでしょう 。目を細め、ふらふらしながら出てきたナッツは、  

 「まあ~ったくふうのやつめ。うるさかったわねえ~。」 と言ってるかのようでした。 私の夜はこんな夜です。みんなと一味違う夜です。
 

 
                                 
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