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日本人のあいまいさ アジサイ の広場
加恵 られ 小5

 日本人は義理人情にからまれて、どんなに明白な拒絶の理由があろうと、相手に熱心にたのまれたら、それをむげに断るのは、何か気がひけるように思っ
てしまう。たのむほうも、たのまれるほうも、いくばくかの部分が必ず保留されていることを前提に話し合う。「余白」をそれぞれが、想像によってどのよ うにうめるか、当の作品は作者と鑑賞者、双方の「せめぎあい」にかかっている、といってよかろう。  

 日本人はあいまいに答えることが多い。この前友達に
 

 「遊ぼう。」
 

 と言われたので
 

 「いいよ。」
 

 と答えたらその友達が
 

 「○○ちゃんもさそおうよ。」
 

 といったのでその子をさそいに行くと嫌な顔をして
 

 「いいよ。」
 

 と言ったので三人で遊ぶことにした。だけど家に帰ると電話がかかってきて
 

 「ごめんね、今日遊べないから。」 と言われて結局二人で遊ぶことになってしまった。それなら嫌な顔のついでに 「ごめんね、今日は無理なの。」
 

 と言ってもらったほうが良かったと思う。 日本人と外国人の絵を比べてみるとたしかに外国の洋服などはびっしりと描いてあるが日本の洋服は白い生地
に絵が描いてあるかんじだ。それだと外国人からみれば未完成なのもおかしくないと思う。 私はこの話を読んで外国と日本がそんなにちがうことを知った  

 
                                 
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