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自然の力! |
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奈央 |
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いしえ |
中1 |
作曲に集中している時、不意に、音楽というものが、自分の知力や感覚では、捉えようもない(神秘的な)ものに思われることがある。自然から学ぶことは |
余りにも多い。自然の記憶の層の、深い、連なりを見出すのは、とても容易なことではないが、せめて季節毎の変化の相、その推移を感じとれる感受性を見 |
につけたい。作曲とは音と人間との共同作業だと思うから、作曲家は音に傲慢であってはならない。 |
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人には、謙虚に思う気持ちを持つことが、とても大切だと思う。なぜかというと、理由はたくさんある。1つめの理由は、香りのついた消しゴムやペンなど |
があるが、人工的に作った香りは、ずっーと嗅いでいると飽きてしまうことが多いが、自然(に作られた)の匂い(木、花…など。)を嗅いだ方が、ほのかな香 |
りでとても気持ちがいい。 |
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2つめの理由は、美術の宿題で、1本の花の絵を描き、その絵がコンクールで優勝したとする。優勝したのは、自分の努力のおかげでもあるが、花(自然)が |
あったからこそ出来たことなのでもある。このように自然は、知らないところで働いているのである。また、よく考えれば、水族館でよく見る魚も、人工的 |
に作られた水槽より海のほうがよく成長もするし、好きに決まっているのである。 |
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確かに、自分の努力によって何かを得ることがあるが、もとはといえばほとんど、自然のおかげなのである。つまり、人は、傲慢であるよりも、謙虚にな |
る方が成長するのである。 |
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