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『母屋はもうひっそり』を読んで イチゴ の広場
ラブリー あにせ 小4 巳之助はマッチのかわりに、マッチがまだなかったじぶん使われていた火打ちの道具を持ってきた。ちょうど月が出て空が明るくなるように、巳之助の頭が この言葉をきっかけにして明るく晴れてきた。古い自分のしょうばいがうしなわれるからとて、世の中の進むのにじゃましようとしたり、なんのうらみもな い人をうらんで火をつけようとしたのは、男として何と言う見苦しいざまであったことか。  

 この話を読んで一番思ったことは、巳之助がじぶんの間違いに気付いたことです。今まで自分がしてきた間違いに気付いたことは、とてもいいことだと思
いました。  

 私には今は使わなくなった古い道具について似た話があります。それは、私が1歳のときにおばあちゃんの家にあったプラスチックのたらいです。行水を
して遊んでいる写真もありました。  

 もうひとつ似た話があります。それは、花火をするときに、私の家ではライターを使っているのですが、昔は花火なんかなかっただろうけれど、もし火打
ち石で火をつけていたら、夜だからカチカチ言って近所迷惑かもしれないし、なかなかつかないのだから不便だったと思います。  

 もし私が巳之助だったら、たぶん自分の間違いにやっと気付いていると思います。
 

 巳之助は、もっと早くから自分の間違えに気付いていれば、今ごろ新しい商売をして、大もうけしていたかも知れないと私は思います。
 

 私は、これから巳之助には他のものよりもっと新しい商売をしてもらいたいと思います。だから、応援したいです。
 

 
                                           
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