先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
清書:小さな生き物の命を大切に アジサイ の広場
一休さん わら 小4

 「ひえーーーーー。」
 

 これは僕がお風呂にはいって、最初に出た言葉でした。ここは、家の中のすこし狭いお風呂場で事件はおこりました。いつもぼくは「入浴剤」を入れてザ
ップーンとはいるのではなく、ゆっくりと入るのが僕のやり方です。なぜゆっくりはいるかと言うと、お父さんに、  

 「そうやって入ると、体の健康にいいんだぞ!!」
 

 と言われたからです。それから、ゆっくりと入る習慣がついてしまったのです。ぼくはこのことを、いいような悪いような気分でした。
 

 つい最近の夜、僕がいつものようにしていたら、体積約二十四立方センチメートルの大きさでした。そのくもがきゅうに天井からすりおちてきました。ぼ
くは、おや? と感じました。なぜかというと、くもがどうしてお風呂にいるのだろうと思ったからです。それはおかあさんが、お風呂のドアを開けっ放し にしていたので、その間にくもがしのびこんだのでしょう。ぼくはさらに思い出しました。それは、前にも小さいくも・大きなくもがそれぞれ二ひきずつい たことを思い出したのです。このことから、もしかするとこの家には、前の人が住んでいたときに生れていたのかもしれないことでした。そのためこのくも は、「この家の先祖」と言うことになるのです。そのことから僕たち家族みんなは、くもを注意深く殺さないことにしたのです。  

 僕はこの事件から、虫や動物いや、生き物すべてが人間の仲間であると感じました。小さな生き物の命も大切にしましょう。
 

 
 

 
                                           
ホームページ