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言葉の変化 |
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中2 |
いわゆる「ら抜き言葉」に関心が集まっている。 |
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「どうして『ら抜き言葉』ばかり騒がれるのか」。中間報告をまとめた第二十期国語審議会の多くの委員は、不満げに語る。「アンビリ」は英単語の略で |
「信じられない」と、若者言葉は日本語の境界さえ飛び越えていく。「ら抜き言葉」が普通に使われている地域もある。今回の国語審議会の報告は、あくま |
で議論の材料と考えたらいい。審議会の役割も変わってきた。 |
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私は別にら抜き言葉が悪いとは思わない。今ら抜き言葉は日常的に使われているものだし、聞こえもいいからだ。そもそも言葉とは日常で使われ、変化し |
ていったものである。だから普通に話すのにめんどくさいと感じたものを入れる必要はまったくないはずだ。 |
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しかし、なんでもかんでも省略しようとするのはよくないと思う。なぜか日本人はすぐ略したがる。略したって、そう文字数は変わらないのに、これでも |
かというほど略しまくる。それはたぶん、言葉の流行によるものだろう。言葉の流行によって略された言葉は、どこか汚らしい感じかする。けれども、ら抜 |
き言葉は流行でもなんでもなく、本当の意味での言葉の進化だと思う。だから、今注意すべき言葉はら抜き言葉ではなく、そうやって流行によってねじ曲げ |
られた言葉だと感じた。 |
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