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講評 題名: ITの導入に向けてすべきことは何か 名前: 山口晃弘 さん( あう イチゴ の広場
内容 字数 987 構成 題材   表現:   主題: 表記:

 公共料金というのは、もともとは低価格の代名詞だったのだろうけど、今のような情報技術革命が進む時代になると、
逆に高価格の代名詞になっているところがある。電話料も郵便料も、民間からの競争圧力がなければ、絶対にここまで価 格は下がらなかっただろうからね。今は、そのへんの事情がだんだん多くの人の常識になりつつある時代と言える。しか し、まだ世の中の多数は、「社会の基本的インフラは、公共料金で安く」と勘違いしている人によって占められている。 (笑) 火縄銃の歴史と類推させた展開はよかった。歴史の事例と比較することによって、ときどき自分でも気づかなか ったことが発見されることがある。その点で、似た例をすぐに出せるというのは優れた能力。この場合でも、公共事業の 労同問題と対比させれば、強力な騎馬軍団のリストラとセットでなければ火縄銃シフトはできなかったことになる。明治 時代の武士階級の失業問題も、今の公共事業に携わる労働者の失業問題の比ではなかったはず。何と言っても武器を持っ ていたしね。日本で、このような無血革命が可能だったのは、肝心の武士階級の中から、倫理的に自己否定できる層が生 まれてきたことが大きい。という点で教育やマスコミの力というのは、大きなてこになるけど、今回は果たしてどうなる か。(他人事みたいだが^_^;) 衰退事業から新たな雇用創出事業へのバイパスというのは、実は、現代の日本に課され ている大きな課題。まだ答えは見つからない。こういうふうに明確な方向を結論として書いておくのはとてもいいことだ ね。今後、更にこの問題を考えて、オリジナル意見を追加していこう。"☆" 森川林 先生( なね
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