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積極的なおかつ単純
イチゴの広場
おこじょあめお小6


 世界じゅう、どこに行っても日本人は、身のまわりに、「日本」をもって動き回る。飲食物も言語も、ことごとく日本のものそれにとりかこまれ
ていないと安心できないのである。旅行者たちをとりかこむ小さな「日本」、あるいは「日本」をわたしは「文化的カプセル」と呼ぶ。その中に入
っているかぎり、その中から日本人はほとんど足をふみ出そうとしない。外人は身をのり出して、ぜひカプセルを捨てたいと好奇の目を光らせる。
外国に出かけたのだからその土地の人と知り合いになってみるのはおもしろい。どんなふうにこの人たちは暮らしているのだろう――そういう好奇
心が日本人の心の中に芽生えてほしい。
 


 僕は、生活のほとんどで「文化的カプセル」を使ってない。いや、使えない。例えばあるアメリカ人がいる。クラスで勝手にコミニュケーションを
取れといわれた。ここで、「文化的カプセル」を使っている人は、奥の方でうじうじしている。しかし僕は、まず『How do you do
?』といって、話をする。言葉が分からなくても良い。積極的にコミニュケーションを取る。もう失敗したって良い。がんばればそれなりの結果がつ
いてくる。うじうじするよりよっぽど良いと思う。その積極性があるからこそ、その後、何でも出来るようになり、良い事も増えると思う。
 


 人間は、上に書いた通り、積極的にいろんな事をする方が良いと思う。野球だって、積極的にバットを振らないとどうにもならない。空振りを恐
れず、『あとは野となれ山となれ』ということわざを信じて頑張れば良いと思う。
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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