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アジサイの広場
ほり内ぬり中2


 
 


 欧州の文化と日本の文化の違いは、自立をしているかしていないかだ。欧州は、自分のことを最初に考え、自分に素直に従ったりして、自己中心
的な感じである。日本は他の人たちと協力して、自分の事より他の人を考える。文化というものは、大変特徴的なものである。
 


 確かに、欧州のように個人が独立している事は良い。なぜかというと、他の人たちの見方が変わってくるからだ。例えばAさんという外国人と、
Bさんという日本人がいた。二人は、同じ保険会社の支店長をやっていた。Aさんはニューヨークの支店長、Bさんは博多の支店長をしていた。Aさ
んは、完璧な欧州人、Bさんは、ちょっと臆病な所のある日本人である。ある日彼らは仕事の関係で、会うことになった。まず、握手をして名刺交換
をした。その時、たまたまAさんの秘書をしていた人が、転んでしまった。とっさにBさんはその秘書を助けた。しかし、Aさんは、助けなかった。聞
いた所によると、Aさんは、少し冷たい所があるようなのだ。つぎに、いろいろな話をしていて、なんか、あこがれてしまった。なぜかというと、自
分の行っていることに責任感が、あるからだ。このように、自分の言ったことに責任感を持っているということは、ものすごく独立していることで
 


 しかし、日本人は、暖かい感じであることはいいことだと思う。なぜかというと、自分のよさが伝わるからだ。例えば、さっき、Bさんが、Aさん
の秘書を助けたことがあった。そのときAさんは、ものすごく感動した。自分は、助けなかったのに、ましてや自分の知らない人を助けるなんていい
ことなのだと思ったらしい。このように、自分のしたことの暖かみが伝わってくるのである。
 


 確かに、独立することも、暖かくなることもいいが、大事なことは、自分はそういう人なんだという。自覚を持つことだと思う。
 


 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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