戦後の惰性 |
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日本は戦後経済力をつけるという目標を掲げてやってきた。そしてそれは達成されたが、それ以来新しい目標なり戦略なりを持っていない。金さえ |
あればいいというやり方ではいろいろな無理が生じることはすでに証明済みであるが、それでも政治家をはじめ多くの日本人が未だに金を追いつづ |
けている。その原因とはなんであるか。 |
まず、国のお金に関する扱いに問題がある。予算の投資はほとんど直接的な利権にしか目が向いていない。だから道路建設のような無駄な投資を |
してしまう。環境問題のような儲からない事業はやらないという方針があっては住みやすい国家などできるはずがない。憲法に示されるような崇高 |
な理念を持って投資すべきだと思うが。 |
次に「捨てる文化」が根付いているところに問題がある。捨てるための物を作っていてはいけない。100円ショップなんかは売りまくればいい |
という代表例だ。携帯電話も矢継ぎ早に新機種を出して消費者に買わせているが、買い替えさせるためにわざと必要のない機能を盛り込んでいるよ |
うにしか見えない。そんなゴミを買わせるようなことよりも料金などのサービスを改善して利用者をひきつけていくべきではないのか。立ち止まる |
ことない技術革新は目を見張るものがあるが、反面「一生もの」を大切に使うという精神は完全に崩壊してしまう。ゴミを作る文化を考え直す必要 |
今の日本人は反省して襟を正すことを忘れている。教育の過程でそのことを叩き込むべきだ。何事にも常にベストを求める社会を作っていきたい |