相対と絶対 |
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エガ | / | てせ | 中2 |
形は物の方にある。すなわち形は物の属性だという。もちろんそうに違いない。「無いもの」は、どうやっても「見えない」。見なくても、触って |
みれば、あるていど形がわかる。それは、ものが本来、形を持つからである。形を知るには、触覚刺激がいったん脳に入り、それを使って脳があら |
ためて形を構成する。目だって同じである。物が好んで形を作っているわけではない。われわれの頭が、形と称するものを、相手に押し付けている |
自分の「何か」を見るためには、相対的に見ることも必要である。例えばテストなどは一目瞭然で自分の実力が分かってしまう。作品だってそう |
だ。他人と比べるということはとてもいいことだ。ものごとが見たらすぐに比較することができる。しかしじぶんの「何か」の出来が悪いときは違 |
う。明らか比べる事などできない。また悲惨なことになってしまうとも多い。 |
しかし見えないものの場合はどうだろうか。見えないものは比べようとも比べられない。そのような時、絶対的に見ることも大切だ。いや、見え |
ないものと言ってしまうと答えが出ない。見てはいけないもの、見ても満足できない時と言った方が言い。成績などがそうだ。小学校の時よくせん |
せいにいわれた。「人の成績は見てはいけない」と。そんな時どうすればいいか。自分で目標を決めるのだ。もし見たとしてもクラスの人の成績が |
悪かったら意味がない。そんな時自分のみがたよりだ。自分の目標に向かう。そうすれば、無限の進化が出来る。 |
どちらが言いかなど答えがない。それを使い分けるのが大切なのだ。 |