自由を求めて |
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人間は自らを飼育し、自己家畜化・馴化している。自己飼育、自己馴化である。人間というもののあり方が、自ら飼育していくという意味である |
。動物が生きることは、食物をとることに尽きる。飼育とは、食物を供給され、さらに生活空間や場も与えられるといってよい。子供の時期は食物 |
を供給されるが、自立するためには食物依存を断たねばならない。社会システム・食料生産のしくみも、人間がつくっているので、自己飼育・自己 |
馴化である。また、現代では家畜化がペット化にまで進んでいる。僕は、自分を縛らず――つまり、自己家畜化せずに、自由な生活を送った方が良 |
第一の理由は、自由な生活を送った方が、のびのびとできて、その人がその人らしい生活ができるということだ。つまらない拘束などで縛られて |
いるよりも、自分を出すことができると思う。例えばここに、田中太郎と山田花子がいたとしよう。太郎と花子は、作文教室に通っていた。太郎の |
通っているA作文教室は、ちゃんと時間が決まっていて、遅刻厳禁。作文を書く時間も決まっていて、(一時間三十分)時間をすぎると教室から追 |
花子の通っているB作文教室は、何時からでもOK。作文を書く時間は、何時~何時まででもOKである。もし、太郎の通っている作文教室に行 |
くとなると、これは大変である。その曜日は、ほぼ一日のスケジュールが決まってしまい、遅刻も出来ないとなると、大変である。これでは自由が |
奪われ、自分自身を出す事が出来ない事もある。花子の通う作文教室なら、自由があり、ありのままの自分を見せる事ができるのだ。 |
第二の理由は、自己家畜化をすると、ストレスの原因になることがあるからだ。例えば、あるサラリーマンの一日のスケジュールには、時間、時 |
間、時間の嵐だったとしよう。 |
8;30 通勤。電車の時刻。。 |
10;30 取引先の会社へ |
12;20~1;00 昼休み |
15;00 社内の会議 |
18;00 取引先の重役の接待 |
20;00 残業 |
22;00 帰宅 僕はサラリーマンではないので、一日に何があるかは分からないため、乏しい内容になってしなったが、本当のサラリーマンは |
、もっと時間に追われているのだろう。もしそうならば、時間ばかりが頭の中にあり、ストレスがたまってしまうであろう。そのため、自己家畜化 |
はいけないものだと思う。 確かに、自己家畜化をして、時間、規律を守って生活する事も、人間社会では要求されているが、時には羽目を外して |
、自由を手に入れる事も大切である。「自由って何?」と突然聞かれて、答えられない人も多いとは思うが、自分なりの自由と言うものを考えてお |
く事も大切であろう。さて、少し話はそれたが、自己家畜化をして、自分を縛りつけるよりも、時には自由に考え、行動して生活したいと思う。 |