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芸術スポーツといっても
イチゴの広場
ミルクあいま高2


 近代の体育は、国民の体力の向上を目指す軍事教育として始まった。オリンピックなどでも記録の更新とメダルの数に重点をおかれ、本来のスポ
ーツの美しさというものが失われていたような気がする。しかし、最近芸術スポーツというものがでてきた。これは体操、新体操、シンクロナイズ
ド・スイミング、フィギア・スケートなどのことであるが、どれも美しさを競う競技である。その原因として、私達がスポーツにたいして美しさと
感動を求めるようになったことと、選手たち自身がスポーツを楽しむようになったからではないだろうか?
 


 例えば勉強に関しても最近は量より質を求めてきている。大学も有名なところをでたからといっていいところに就職できるとはかぎらなくなって
きているし、履歴書に大学を書く欄がないところもあるらしい。やはり無駄につめた知識よりも能力を求めているといえるだろう。また、食事にた
いしても最近では量より質を求めている。私達が不自由なく暮らしている証拠なのかもしれないが、美味しいものやカラダにいいものを気遣うよう
 


 確かに、まだ軍事教練的なものもある。体育の時間に整列することもその一つだろう。これは私が運動オンチで体育が嫌いというのもあるだろう
が、体育という授業が体を動かすことが目的ならば、みんなで同じことをして先生の合図で同じように動き、それで成績をつけることは間違ってい
ると思う。他にはオリンピックもやはり記録の更新とメダルの数が一番話題になる。
 


 しかし、このようなことを全面否定することは出来ない。たとえがわるいかもしれないが、人間顔ではなくて中身だよといいつつ、たまに見かけ
だけで判断してしまうことがあるようなものだ。(私自身が曖昧だからかもしれないが・・)でも、スポーツだけでなく、なにごとも、結果よりも
そのものを楽しむことが大切ではないだろうか。人がより豊かに、より楽しく、より美しく生きるためにも「質」を重視したい。
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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