講評 |
題名: | 日本と世界の問題 |
名前: | AE86 | さん( | えや | ) | 高2 | アジサイ | の | 峰 | の広場 |
内容 | ○ | 字数 | 1018 | 字 | 構成 | ○ | 題材 | ◎ | 表現: | ○ | 主題: | ◎ | 表記: | ◎ |
"☆""☆""☆" 得意な自動車の話題を、今回はさらりと入れたところが光っているね。確かに4つの段落で構成さ |
れているけれど、課題フォルダの流れに沿って「書き出しの意見(問題提起)」に対して「複数の原因」を探って |
いるようにすると、論を深めていくことができる。今回なら「日本の科学技術はトップレベルであるのに、世界の |
中で産業に向かない技術はあまり活かされていない」という問題点についての原因を考えるという流れになるね。 |
◆第一~第二段落◆◆ 「そうした中で・・・」という書き出しはあまりに唐突。それに続く「しかし、・・・」 |
という部分は、前の文に対して「しかし」という逆接でつながりを持つわけではない。次の部分へのつながりがな |
く、ここだけ浮いているね。今回の第二段落は、長文をまとめながら自分の意見にうまくつなげているので、第一 |
段落を削除して第二段落から書き出せばいいと思うよ。第二段落で提起した問題を、この文章の柱にしていこう。 |
その「原因」を、次の段落で掘り下げて考えていくといいね。◆第三段落◆◆ 前の段落で提起した問題の原因へ |
とズバリと切り込んでいく部分。それを考えると、この段落の前半は回り道しているように思える。「自国に同じ |
様な問題を抱えていないから意識が薄いのかもしれないが、そこを自国の気分になって考え、対策を立てて行動す |
るのが「世界トップレベル」を名乗るのに相応しい国である。」という指摘は鋭いね。この部分を核にして、問題 |
の「原因」というまとめ方をしていこう。つまり、「自国に同じような問題を抱えていないから、意識が薄いこと |
が原因」というわけだね。 その他の原因として、産業となりうる技術は発展しやすいのに、儲けに直接つながら |
ない技術は後回しになりやすい、というような指摘をすることもできそうだ。別の原因を見つけたときには、段落 |
を改めて書くと良いね。◆第四段落◆◆ 解決に向けての具体案を呈示しているね。書き出しの問題が何であった |
のかをもう一度確認して、それに対する答えに力点をおいてまとめておこう。そうすれば意見の流れが一段Tはっ |
さかな | 先生( | すみ | ) |