講評 |
題名: | 今のシステム |
名前: | ミュウ | さん( | あおゆ | ) | 中1 | イチゴ | の | 池 | の広場 |
内容 | ○ | 字数 | 801 | 字 | 構成 | ◎ | 題材 | ○ | 表現: | ○ | 主題: | ◎ | 表記: | ◎ |
"☆""☆""☆"とても前向きな、意見文ができたね。社会のシステムの中で進んでいるという「自己家畜化、ペット |
化」を肯定的にとらえ、その中で自分らしく生きようとする姿勢が伝わってくる。もともと、社会のシステムとい |
うものは、そこに住む人間が暮らしやすいようにと、作られてきたものだ。人々の生活が変わっていけば、おのず |
と社会のシステムも変わっていく。だから、ミュウちゃんが気づいたように、それぞれの時代、それぞれの国には |
、異なった社会のシステムが存在することになる。さて、「家畜化、ペット化」という言葉の響きは、心地よくな |
いから、「いや、私は家畜化されていない」といいたくなる。だけど、強制されているという意識なしに社会のシ |
ステムにしたがって生活していることは確かだなあと、長文を読んで先生も思ったよ。だから、そういった面では |
、私たちはしっかりと自己家畜化されているんだね。でも、家畜と人間には大きな違いがあると先生は思う。人間 |
は、自己家畜化を進めながらも、社会のシステム自体をより自分たちにあったものに変えていくことができるんじ |
ゃないかな。牛や馬には、それはできないものね(^^;)。ミュウちゃんの「人間は自分の生活に合わせてシステ |
ムを設定し、自分をそだてていく。人間だから、今の人間だからできることをしていきたいとおもう。」という意 |
見、とても良くまとまっていた。よかったよ。物事を深く考えることができていて、さすが中学生だと思う。今の |
社会のシステムにいたずらに流されて、自分を見失ってしまわないように、毎日を過ごしていきたいね。 ミュウ |
ちゃんの「自分を育てていく」という言葉の中には、もしかしたらそんな意味も入っているのではないかな。最後 |
のまとめには、ミュウちゃんのそんな気持ちをしっかり表すとよりよくなりそうだね。"☆" ちょっとしたヒント |
★要約、良く考えてまとめたね。自己ペット化まで触れられると、さらに良かった。★人間自信→人間自身」「食 |
物の撮りかた→食物の取りかた」(コンピュータは、時々変な漢字を出すので、変換に注意しよう)★「きにしな |
がら」「いったり」「おもう」など、漢字を使えそうだね。★先生(永谷)としては、「野蛮人」という言い方が |
少し気になる。(ヒントに載っていたけどね(^^;))。「大昔の人々」くらいに言い換えた方が良いかもしれないね |
。★今の人間だから→特に今の時代に生きる人間だから(こんな風に言い換えた方が、より言いたいことが伝わる |
よ)。★最後のまとめは、今のままだと「社会のシステムに従って無難に過ごそう」というような意味にも受け取 |
られてしまいそう。(←これは、ミュウちゃんの意見とは違うよね)。「自分を育てる」というあたりをキーワー |
ドにして、ちょっと書き足してみよう。★意見文を書くときにも、ミュウちゃんの周りから具体例を探し出し、そ |
ももんが | 先生( | みか | ) |