講評 |
題名: | 家畜化した人間の先は? |
名前: | ひろりん | さん( | あしゆ | ) | 中1 | イチゴ | の | 池 | の広場 |
内容 | 字数 | 873 | 字 | 構成 | ○ | 題材 | ○ | 表現: | ○ | 主題: | ○ | 表記: | ◎ |
今回の読み取りのポイントは、「家畜化」というキーワードを筆者がどのような意味合いを持って使っているか、 |
を正確に読み取ること。そしてさらに、現代は家畜化が進んで、「ペット化」さえしている、という点。筆者は冒 |
頭の段落で「ヒトを生物の一種とみなした場合、個人レベルではなく、人間自身がつくった社会システムに依存し |
て暮らしている点からである。」と、自分の家畜化という意見に対する理由を述べているね。「~からである。」 |
という表現は、何か提起された問題に対する答えを示しているね。これは、票論文などの読解のポイントにもなる |
ので、チェックしておこう。それからもう1つのポイント「ペット化」。これって、どういう意味だろう?家畜は |
、牛でも馬でも、農耕の際の力仕事の道具とか、鶏なら食用とか、養われていても、それに見あうだけのなんらか |
の「仕事」を持っている。それに対して「ペット」は、かわいがられる対象、つまりある種の「大切な玩具」であ |
って、何らかの仕事を担っていない。ここが家畜との大きな差なんだね。筆者が特に問題としているのは、家畜化 |
もモチロンだけど、それが更に悪化して「ペット化」している点。人間は頭脳を武器にして、道具を持ってしまっ |
たし、社会というシステムを作ってしまったから、必然社会のシステムに養われるのは仕方がない。でも、社会に |
おいて何の役割も持たない「ペット」に成り下がってしまうのは、どうだろう?今回は、この「家畜」と「ペット |
」の違いを比較考察しながら意見をまとめてゆくと、とてもうまく主題を論じることが出来たね。もう一度、これ |
らのポイントを踏まえながら読み直してみると、きっとこの長文について新しい見方ができると思うよ!★『ハリ |
ーポッター』の映画がもうすぐ封切りになるとあって、アメリカでもハリーポッターの話題がまた盛り上がってき |
ました。日本でも公開されるのかな、きっと?さて、2学期が始まったけど、どう?陸上部でも活躍してるんだも |
とこのん | 先生( | ゆか | ) |