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| 大富豪 |
| ウグイス | の | 村 | の広場
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| 美佳 | / | いうわ | 小6 |
私が今、はまっている遊びは、トランプの「大富豪」です。「大富豪」は、一学期の後半くらいからやるようになりました。 |
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私のクラスの6年1組は、雨の日にはトランプやマンガを持ってきても良いようになっていて、男子たちが「大富豪」を毎回やっていました。け |
れども、私は「大富豪」のルールを知らなかったので1回もやったことがなかったのです。だから友達が、 |
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「大富豪しよう。」 |
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と、普段と違った遊びを提案し、ルールを教えてくれたときはもちろんうれしかったし、できるかな?勝てるかな?と少しドキドキしていました |
。ルールを簡単に説明します。カードは、3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,1,2,ジョーカー、と一番弱いカードが3か |
ら始まり一番強いカードがジョーカーと並んでいます。だから、前の人が出したカードよりも強いカードを出さなければなりません。カードは、先 |
になくなった方が勝です。 |
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私が一番になれたときのゲームは、とても楽しかったです。それは、「大富豪」をやり始めてから5,6回目のときです。私が持っていたカード |
は、13や1や2などのけっこう強いカードが多く、ジョーカーも1枚入っていました。私の番は、3番目です。私の作戦としては、もう一枚同じ |
数字のない、3から10までのカードはなるべく早く出していくという作戦なので、なるべく弱いカードを出しました。それを何回か繰り返すと2 |
カード(もう1枚同じ数字のあるカード)と、結構強いカードだけが残るようになります。だから私の番がくると、2カードや3カードを出します |
。すると、いつもの1枚だけだすカードより、困ってパスする友達もでてくるので、カードを早く減らすことができます。その2カードや3カード |
に、11から2くらいまでのカードがある場合は、のこしておいた方が後で誰かが出したときに役立ちます。けれども、3から10くらいの数だと |
、早く出すようにしています。その作戦に成功したときは、とても嬉しいです。 |
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そんな理想的なカードばかり回ってくることはなかなか無いけれど、そういうカードの出し方がいいと思います。 |
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私は、初めて1位になれたときはとても嬉しかったです。けれども、私が「大富豪」をしているときに一番良いことだなぁと思ったことは、最下 |
位になっても、周りの雰囲気を悪くする人は、誰もいないことです。それと、最下位になった人を、 |
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「負け犬、負け犬。」 |
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などと、からかっても怒る人はだれもいないし、あの子にだけはからかったりしないというのは無いことです。私と仲良しの子達は、みんなそれ |
が当たり前です。だから、みんな本気で言っているとは思わないのでケンカも今のところないです。こういう冗談を言って遊んでいると母や姉に言 |
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「それって、冗談がきつすぎへん。」 |
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と、よく言われたり、 「あんな事言われて最悪じゃない?」 と、他の友達からも言われたりしますが、みんな気にしていません。これもコミ |
ュニケーションの1つだと思います。 |
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冗談を言いながらお互いの関係を深め合えるということは、とても良いことだ。 |
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