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大事な名前 アジサイの広場
雅貴あめす小6

 「まさき」
 

 「まさきじゃないです。まさたかです」
 

 僕はよく名前を間違えられる。スイミングを習っている。そのときいつもカードを出す。返し
 

 てもらうとき、名前を先生が呼ぶが間違えられる。名前を間違えられた時は、少し腹がたつ。
 

 もう一つ腹がたつことがある。僕の名字は、のぐちだ。だから「のぐち―ち+ソ=のぐソ」と呼ばれるのだ。のぐソだなんて、そのようなきたな
い名で呼ばれたくない。この名で呼ぶのは、クラスの一人だけれども、おもしろがって言っているだから、このようにして対応している。  

 「おいっ!のぐソ」
 

 「・・・・・・・・・・(無視)」
 

 とか他に
 

 「えっ、どこにのぐソあるん?」
 

 などといってすっぽかしてやっている。
 

 僕の名前は何で雅貴なのかと思い前、母に聞いてみた。すると 「もう亡くなったけれども「逸見正孝さん」というアナウンサーがいてその人の
名前を僕につけた」 と答えてくれた。漢字が同じじゃないのは、漢字にも良いものと良くないものがある。だから漢字の良い、良くないを判定し てくれる人に、頼んだからだ。僕の弟の名前は、野球選手の名前を取った。同じ漢字でも大丈夫ということだったので、そのまま漢字は変わらなか った。でも一つ勘違いしているところがあった。その人の名前と読み方が違ったのだった。  

 名前と名字は大事なものだ。名字のせいで変なあだ名がついてしまったりするが、名字があるから同じ名前でもわかるのだ。明治時代までは、名
字がなかったが今はあるから、やっぱり良かったと思う。                                     
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