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雨降って地固まる アジサイの広場
由希子あとえ中2

 「雨降って地固まる」ということわざがある。けんかってそのことわざにぴったりだと思う。
 

 けんかは良いという意見がある。
 

 友達と言い合うことで、自分のどんなところが嫌われているかよく分かるからだ。だいたいけんかって全然違うことから始まってたって結局「あ
んたのそういう所が嫌い!!」「いつもいつもあんたはそうやなあ」という結末につながっていく。けんかしている時は、素直に「そうなんか、ご めん」っていう気持ちになれなくって、ひがみあうだけだけど、一人になってよく考えてみると、自然と「ああ、私が悪かったんやな」っていう気 持ちになる。人に嫌われる所を指摘されて、そこを直せて、仲直りをすれば、より一層堅い絆の友情になると思う。だから、けんかは良いと思う。  

 しかし、けんかはいけないという意見もある。
 

 今の日本では、子供から大人まで本当にささいなことで人を簡単に殺したり、大けがさせたりする。正義感でけんかした人でさえけがをさせられ
てしまう。ニュースとかでよく、「~を注意した男性が殺されました」とか「大けがしました」とか流される。私は、ちょっとした正義感で殺され てしまうのなら、注意なんて、けんかなんてしないほうが良いと思った。せっかくもらった大切な命を無駄になんかしてはいけないと思った。だか ら、けんかなんて、もめごとなんて絶対にしない方がいいと思った。  

 確かに、けんかするのもけんかしないのも良い所もあると思う。しかし、私が一番大切だと思うのは、「時にはけんかもするけど、本当は仲の良
い友達」だと思う。友達と、いつもいつまでも仲良し、けんかをしないというのはとても難しいと思う。それであってとてもすばらしいことだと思 う。でも、時にはきつく注意してくれたり、意見が違ったり、誤解があったりしてけんかする事も大切だと思う。友達との誤解をどうとくか考えた り、自分が悪かったと言い出す勇気など、生きていく上で必要な力を育てることができると思う。けんかは極力しないほうが良いと思うけど、友達 ときつく言い合うことも私は大切だと思う。そしてすぐに仲直りのできる...私は、そんな友達が欲しい。                                                
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