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| お金 |
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| ひまわり | / | あなつ | 高2 |
☆ 日常の経験を通して、私たちは、いやでも日本が金持ちの国であることを思い知らされている。経済が発展すればするほど、福祉社会が実現する |
はずのものであった。それなのに日本は金持ちになればなるほど、逆である。人々はさらに追い立てられ、子供は偏差値で選別され、自然はなおも |
破壊されていく。そんな社会では、福祉のために献身的に働く人を高く評価するわけない。それはつまり、経済価値にとってマイナスである社会保 |
障に対して、財政支出を抑制するのが能吏だ、という考えに立っているからである。 |
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☆ まったくその通りだと思う。社会の中心となっているのはやはりお金である。皆、最終的には金儲けのできる方法を選ぶ。今話題となっている |
狂牛病問題であっても、農水省が、生産者保護を意識するあまり、肉骨粉の対応を不十分にしかしてないから起きたことである。要するに自分たち |
がお金欲しさにした行為なのだ。結果これが今では多くの牛肉関係の人々をひどく苦しめている。 |
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☆ ではなぜそんなにもお金中心の世の中になってしまったのだろうか。やはりこれは、戦後のアメリカとの関係にかかわる。戦後とても裕福な生 |
活をおくっていたアメリカ人に日本人は素直に憧れたのだろう。お金持ちになりたかったのだ。そしてまた、人々の競争の中で、自分の努力がもっ |
ともよくわかるのが数字であるお金だったのもあるだろう。自分がどれだけがんばって、あとどれだけがんばればどうなるといった、簡単な目標と |
なったのだろう。その考え方が元となって今に至っているのだ。きっとそうすることでよかったことはあったに違いない。だがこれからもずっとそ |
う考えていくのは間違っている。 |
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