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| ドラえもんと科学 |
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| しっぽ | / | ほし | 中1 |
『ドラえもん』の話では、のびた君がドラえもんにすてきな道具を出してもらう。のびた君がドラえもんに道具 |
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を出してもらうときは決まって困ったときや、自分の思い通りに物事を運びたいときだ。しかし、そのドラえもんの道具で余計なことをするのび |
太君は、結局かえって悪い方向へと突き進んでゆくのだ。 |
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要するに、科学の力に頼りすぎてはいけない、ということなのだ。私は科学を利用することは良いことだと思う。けれど、使いすぎはよくない。 |
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第一の理由に、科学の力で人の生活を便利にしたり、物事を早く進めることはよいことだが、それには必ずハンデがあるからだ。例えば、車。あ |
れはもともと移動を早くするために生まれてきたものだが、今では、人類をおびやかす地球温暖化の直接の原因となっている。 |
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第二の理由に、科学の力しか目に入らなくなって、もともとその土地に伝わる伝統品や、それをつくる人々の気持ちを忘れてしまうかもしれない |
からだ。最近、東京など都会では、ビルやマンションが立ち並び、かわら屋根の家など、日本独特のものが少なくなったような気がする。 |
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本当に、最近は科学の力によって私の身の回りのことや、生活がすごく楽になった。そのうち、ボタン一つで人間が考えていることを機械が理解 |
し、ご飯や掃除、洗濯などすべて任せることが出来るようになるかもしれない。人間は、いつも科学が引き起こす危険にびくびくしながら毎日を送 |
っている。例えば、原子力発電所はとても便利なものだが、ちょっとした失敗で大事故となってしまう。『ドラえもん』のまんがのなかでの失敗は |
笑いばなしですむことだが、現実ではとても恐ろしいものなのだ。 |
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「寒さに震えたものほど太陽の暖かさを感じる」というが、科学に頼らない苦しい生活より、科学ばかりの生活のほうがずっとよいと考える人が |
多いが、科学の力に頼らず、毎日どうすればよりよい生活をおくることができるようになるかなどを考えることのほうが良かったと思う日が必ず訪 |
れると思う。その点で、私たちはもう少し科学の使い方を考えたほうが良いと思う。 |
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