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生き物の命 アジサイの広場
佐保あるま中1

 ミミズが死んだということは土が死んだということである。自然の中でのミミズの役割を科学的に認識することによって、人間としてのつき合い
方を選べるという。私は人間は生き物に対して一方的に嫌わないようにしたらいいと思う。  

 
 

 第一の理由は、生き物に対して外見だけで「気持ち悪い」などといって、その生き物の役割を考えないのはいけないと思うからである。例えば、
人間にとっては都合の悪い(?!)カエルはヘビにとっては重要な役割であるし、又、ヘビにとって重要になってくるのが鳥・・・というように生 き物の関係は深いつながりをもっているのである。そこには人間には嫌われているものも出てくるが、この一匹一匹の役割は欠かせないものだと思  

 
 

 第二の理由は、どんな生き物にも一つだけの尊い命があり、それを当たり前のようにつぶしてしまうのは良くないと思う。私には、面白がってア
リをめちゃくちゃにつぶしてしまったことがある。それも何匹も・・・。今思うと本当に申し訳なくなる。しかし、人間(私)には、アリや蝶々に はそう思えるのに、どうしてもゴキブリにはどんな薬を使ってでも殺そうとするそんな感覚がある。まあ、ゴキブリが好きだ、という人は変わり者 の中の変わり者だと思う(笑)。しかし、姿を見られたとたん、「キャ~!!!」という悲鳴を最後にこの世をたつという、クモやゴキブリの人生 は悲惨なものである・・・。人間がこんなクモやゴキブリのような死に方をしようものなら、世界中の人間が悲しむだろうけれど、それに比べて死 んだ方が喜ばれるなんてかわいそうなものである。  

 
 

 確かに、「気持ち悪い」とか命のこともよく考えられないのは、人間の気持ちとして否定できないけれど、
 

 「一寸の無視にも五分の魂」
 

 というように、生き物の命も考えながら、生き物との関係を大切に守っていきたいと思う。
 

 
                                       
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