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講評 |
題名: | ぼくの不幸な体験 |
名前: | 健太 | さん( | いせつ | ) | 小5 | アジサイ | の | 泉 | の広場
|
内容 | ◎ | 字数 | 815 | 字 | 構成 | ◎ | 題材 | ◎ | 表現: | ◎ | 主題: | ◎ | 表記: | ◎ |
書き出しがとてもいいね。それにしても、うっちー君には、不幸な思い出がけっこうあるね。今回も、また幼い |
頃の悲劇の物語ですね。 "☆" 木登りで「悲劇」と来れば、読む人は、当然その場面を期待して(?)読み |
進めてしまいます。「ある夏の晴れた日」、「遊ぼー!」、「わかった。」という明るい場面から鋭い痛みへまっ |
さかさま。これは、痛かったでしょう。「注射の針が一度に刺さったよう」というたとえは、顔をしかめたくなる |
ような痛みをうまく伝えています。「さくらんぼの木」、つまりサクラの木に小さな出っぱりさえなければ、みん |
なは木に登ることをあきらめ、うっちー君が痛い思いをすることもなかったでしょう。でも、たいしたことがなく |
て本当によかったね。激しい痛みも、時とともに忘れ去られていったのですね。 しかし、うっちー君の悲劇は一 |
度ではなかったという点が、この作文のおもしろいところ。(うっちー君にとっては、おもしろくないよね?ごめ |
んね。)また同じメンバーで同じサクラの木に登ったというところが子供らしくていいなあ。本当に、昔の痛みは |
もうすっかり念頭になかったみたいね。そして、また同じことをくり返してしまったというわけね。ところで、落 |
ちたのは、うっちー君だけだったみたいだけれど、ほかの友だちは、みんな木登りが上手なのね。 結びは、わか |
ったことを入れながら、まとめることができたね。ことわざの引用もうまい。 「二度あることは三度ある。」と |
は言うけれど、それ以上はないから、きっと大丈夫。また同じ木に登ってみる? "☆" |
| メグ | 先生( | じゅん | ) |
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