先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
エンジュの広場
たぬきのと中1

 時間は過去、現在、未来に三分割される。われわれは現在とか今という表現を絶えず用い、しかもその「現在」という時は、実質的な時間幅を持
つ事が当然の前提だからである。それなら、「ただ今現在」の意味とは何か。それは、予定された未来をさす。「ああすればこうなる」と表現して も良い。未来とは「何が起こるか分からない」というのが本来だが、「漠然たる未来」は急速に失われている。僕は未来の事を考えて生活するので はなく、一日を精一杯生きた方がいいと思う。  

 第一の理由。やはり未来とは何が起こるか分からない。予定されている未来とはこういう事だ。例えば、親が子供をいい会社に入らせたいと思い
、いい幼稚園に入らせ、いい小学校に入らせ、いい中学校に入らせ・・と考える。ここで、「漠然たる未来」は失われる。それより、一日を精一杯 生きて、遊びや勉強をしていった方が、将来の事などを考えられると思う。  

 第二の理由。未来を考えて生活すると、締め付けられる感じがする。予定通りに生きていったって、面白い事はありそうにない。
 

 確かに未来を考えて生活するのも大事だが、今を精一杯生きていく方が大事な事だと思う。
 

 「子供は大人を小さくしたものではなく、それ独自の価値を持っている」という言葉があるとおり、今が大事だから、今を精一杯生きた方がいい
と思う。  

 
                                               
ホームページ