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清書:文と音の共通点 アジサイの広場
有貴いおし小5

 我々は、今まで文字を生み出してその文字を使って文字と共に暮らしてきた。そのため我々は文字を読み、その文字に感動したり楽しくなったり
する。我々は文字のほかに、物を見たり音を聴いたりする事でまた心を動かされる。そして私達はその感動を味わうために色々な書物を読んだり、 音楽を聴いたりする。  

 その書物の中には、伝記のような実話と物語のような空想の二種類がある。実話を読むとその人に尊敬の念を抱いたり、その人の決断力や考え方
に感心する。例えば僕の場合は「五体不満足」を読んで、この話の中に出てくる両手両足の生まれつき無い、乙武 洋匡  

 さんの明るさや元気さに、「障害を持っているというのにめげずに、とても明るくふつうの子、いやそれ以上に元気を出してがんばっていたんだ
なー。」と感心した。また空想系は、人にあこがれるような事を想像させて楽しませる。たとえばこのごろ発売され、発売後一億分を突破した「ハ リーポッター」がそうだ。僕は今までに出た「賢者の石」「秘密の部屋」「アズカバンの囚人」をすべて持っているが、どの本もなぜか自分がハリ ーポッターの世界に引き込まれたような気分にしてくれる。それに主人公のハリーポッターをかっこいいなとおもったり僕も魔法が使えたら良いの になと思ったり、想像がふくらむ。  

 また音楽にも二種類ある。一つは、疲れた時などにリラックスするために聴く癒し系。
 

 もう一つは、ブルーな気分を明るくしたりするウォーミングアップ系だ。人々はその時の気分に合った音楽を聴き、そして気分を良くするのだ。
こういう音楽を聴くと読書と同じように自分を別の世界に引き込んでくれる。こういう点で、読書と音楽を聴く事はよく似ている。  

 人はそういう文や音を何度も聞いてまた楽しむのだ。今国語で習っている所に「五年一組の読書週間」と言うのがある。この中に六ヶ月に本を二
冊しか読まない子が出てくる。  

 その子は本が嫌いなのではなくて好きな本を何度も読み返しているらしい。人には、人それぞれだが何回読んでも面白い本がある。僕にはまだそ
んな本は無いけど、いつかそんな本を見つけて何度も何度も読みたいと思う。                                              
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