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清書:会えればよかったなー、アインシュタイ
ンじいさん! コマドリの広場
キティいぬこ小4 会えればよかったなー、アインシュタインじいさん!  

 
 

 人生というのは限られています。物はすべて必要最低限にきりつめ、おしゃれをする時間があれば、一分でも研究のほうにまわしたい-
アインシュタイン博士は、心からそう思っていたのです。  

 私がこの文章を読むと、ママが、
 

 「それ、だれかがいつも言っているセリフに、にていない?」
 

 と言いました。ママはいつも、
 

 『人間が生きる時間っていうのは限られているからね。だから早くしなさい!時間を大事に使いなさい。』と、言っています。それについて私は
全くそのとおりだと思います。ぼーーっとしていると、時間はすぐに過ぎてしまいます。何もしないまま、マリアばあさんになるのはいやです。と ころで、ママはいつも  

 『一分たりともむだにしてはいけない!むだな物は一切買わない!』
 

 と言っているけど、どちらかと言うと、ママが、家族の中で一番洋服を持っていて、お化粧し始めると、あっと言う間に、1時間が過ぎてしまい
ます。そこをズバリと言うとママは「ガハハハハハハ!!!」と笑って、どこかに消えてしまいました。  

 
 

 アインシュタイン博士は、すなおで温かい性格、その上天才だったから、すごいなーと思います。神様は、この「よい性格」と「天才」を、二つ
同時にはめったにあげないそうです。その上、「外見をきちんと気にする人」なんて、1億人に1人くらいしか作らないんじゃないかなーと思いま す。 『ライオンのたてがみのような、白髪を、なびかせ…』を読んだ時、私は、これって小泉そうりだいじんににてるぞ!と、思いました。私も 、髪の毛を時々ときません。よくお兄ちゃんに、 「おい!髪の毛がバクハツしてるぞ!」  

 と言われます。(だっていちいち髪の毛をとくの面倒くさいんだもん)と心の中で思います。 だからアインシュタイン博士の気持ちは、よく分
かります。   

 私は、アインシュタイン家に毎日のように行っていた、10才の女の子がずるいな~と思います。10才というと、私と同じ年です。ほかの子供
たちが、いっしょうけんめい勉強をがんばっているのに、その子は町の中で一番えらい学者さんに、勉強を見てもらっていたなんて、うらやましい な~と思います。その女の子はきっと学校の中で、一番頭がよかったのだろうなぁ。  もし私がその女の子だったら、こんな質問をしていたと思  

 ①なぜ、夜に星が出るのだろう?星って宇宙から取ってこれるのかなー!☆ ②なぜ、私は身長が高くなるのだろう? ③なぜ、腕は2本しかない
のだろう?(たとえばどうして8本ないの?)  

 「僕も、いつもヤコブおじさんやお父さん、お母さんにいろいろ聞いていたから『なぜなぜぼうや』と呼ばれていたのだよ。僕の5才の時と同じ
、君も『なぜなぜメディヒェン(Mädchen=女の子のこと)』だね。」 と、苦笑しながらけんめいに、答えてくれていたかな。もしこれが本 当だったら、私は得をしていたと思います。 毎日のように、来ていた女の子のお母さんがおわびに行くと、  

 「私のほうこそ教わることがたくさんあったんですよ。」 と言っていたけれど、本当はどういうふうに思っていたのだろう? アインシュタイン
博士は、自分はまだまだ学ぶことがあると思っていたから、女の子の「なぜ?」と思う心が欲しかったのかなぁ?  

  アインシュタイン博士は1879年に生まれ、1955年に亡くなりました。1955年といえば私のおばあちゃんがまだ14才の時でした。おばあちゃんが
10才の時、アインシュタイン博士がまだピンピン生きていたなんて、おどろきです。もし私がもうちょっと早く生まれていれば会えていたかも! 2 001年の今、アインシュタイン博士の伝記が語り継がれています。これからもきっと彼のことをだれも忘れないでしょう。  

  私は大人になっても、外見も、中身も、頭もいい人になりたいです。 
 

 
                     
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