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color="blue">▼清書:あいさつや雑
アジサイの広場
たば星人あころ中2

 僕は、その場の雰囲気を軽くすると言う意味で、あいさつや雑談、井戸端会議は大切なものだと思う。例えば、放課後に教室で友達と二人っきり
になったとする。そう言うときに何もしゃべらなかったらとても、嫌な雰囲気が流れる。しかし、  

 「よう!!」
 

 と、一言言うだけでそのような雰囲気が薄くなったり消えたりするだろう。その、
 

 「よう!!」
 

 と言う一言から、会話が始まっていくと思う。たとえ始まらなくてもあまり気まずい雰囲気に陥らずにすむと思うのだ。僕は、2年前この場所に
引っ越してきた。つまり、中学校入学の時だ。その前日、僕は一人でかなり気まずいんだろうと、変な予想を立ててしまった。なんとその予想は、 見事に的中した。小学校の友達は誰一人いない中学校で、僕の周りには、ドヨーンとしたかなり気まずい雰囲気が漂っていた。そんな中、僕はほと んどなくなりかけていた勇気を振り絞り、ある友達に  

 「こんちはー。」
 

 と話しかけてみたのだ。そこから、僕の予想は着々とはずれていった。なんと、無視されて終わりかと思っていた会話がちゃんと出来てきてしま
ったのだ。一人友達が出来てしまえばこちらのもので、そこからどんどん友達を増やしていった。そして今では、クラスに僕の的はいないのではな いか。一年の初め誰一人として知っている人間はいなかった学校で、今は沢山の友達が出来ているのだ。全てはあの一言、  

 「こんちはー」
 

 から始まったのだ。だから僕は、あいさつが大事だと思う。
 

 しかし、あいさつ抜きに、単刀直入にすぱっと用件を言った方がいいこともあると思う。例えば、学活の時間に先生がするお説教だ、はっきり何
が言いたいかを言ってしまえばいいのに関係のないことをずっとしゃべっていて、結局何が言いたいのかわからない先生を見ていると、とてもいら いらする。単刀直入に言えば、物の一分で終わる話を、くどくどと回りくどく話すのは、周りに不快感を与えるだけでそれに従おうとする人が減る 一方だ。要するにその話の内容によっては、用件を単刀直入に話した方がいいときもあると言うことだ。  

 大切なことは、あいさつや雑談を始めに入れるか入れないかではなく、いっしょにいる相手に不快感を与えているかいないかだと思う。「時間を
作る第一の方法は、急ぐことではなく、どこに時間を使うかを考えることである」という名言があるように、何かを話すときは、ただがむしゃらに 話すのではなく、雑談を入れるべきかどうか、単刀直入に言うべきかどうか、考えてしゃべった方が相手に不快感を与えず、自分自身も気持ちよく しゃべれるのではないか。                                       
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