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講評 |
題名: | ボランティア |
名前: | 舞 | さん( | あおき | ) | 高3 | アジサイ | の | 丘 | の広場
|
内容 | ◎ | 字数 | 2203 | 字 | 構成 | ◎ | 題材 | ○ | 表現: | ○ | 主題: | ◎ | 表記: | ◎ |
"☆" "☆" "☆" 【1】要約はほぼ問題なし。これくらいシャープにまとめられるといいね。た |
だ、入試の場合、きっちり200マスが解答用紙に印刷されているケースがあって、テクニックとしては、やはり9割 |
強マスを埋めたいね。字数カウントで164字、あと30字ほど増やすとすれば、要約の「人の気持ち」を補足すると |
いいかな。"☆" 【2】400字の課題に具体例を入れるのは、かなり難しい。むしろ入れない方がすっきりするはず |
よ。これは字数がオーバーしているから、もっと絞り込む必要があるね。舞さんとしては、「ボランティアを有償 |
にすることが、作者の掲げる問題を解消するのに必要」が【2】の核にしたいのかな。400字であれば、まずここを |
最初に出してよさそう。そこに「なぜなら、無償であることによって……」「それがいくばくかでも有償であるこ |
とにより、……」と展開するとよいのではないかな。 有償化することで、ビジネスセンスの長所を取り込むとい |
うことを加えてみてもよさそうね。「自己満足ではなく、対象が必要としていることを提供する」という視点をボ |
ランティアに取り入れる一つの方法が「有償化」ということね。 字数があれば、言を尽くして述べられるけれど |
、それができないというのは、書き慣れた人にとってはなかなか苦労する。削る作業の方がたいへんだものね。 |
『題材』『表現』の○はこういう課題だと、やむを得ない。そもそもそこには力点が置かれていないというのが、 |
400字という字数設定だ。だから、今回の評価は気にしないでね。「ボランティアを薦めるどころか……」と考え |
るよりも、「ボランティアをより有効にするために、参加の形態のバリエーションを増やすことを提起したのさ! |
| けいこ | 先生( | なら | ) |
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