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講評 |
題名: | 石 |
名前: | くま吉 | さん( | いにし | ) | 小5 | キジバト | の | 泉 | の広場
|
内容 | ◎ | 字数 | 443 | 字 | 構成 | ○ | 題材 | ◎ | 表現: | ◎ | 主題: | ◎ | 表記: | ◎ |
"☆" くま吉さんが小さいころ……というのは、いくつくらいのことだろう? 「小さいころから大切にしている |
もの」という課題だから、その「小さいころ」というのが、くま吉さんにとっていつくらいなのかを示しておくと |
よかったね。 さて、この作文をどうやってふくらませていくか。これを考えてみよう。くま吉さんの場合、何か |
一つのものを大切にしているというのではなく、「拾い集めた60個ほどの石」なので、その中のお気に入りを紹介 |
するというのはどうかな? もちろん、どの石も大切だろうけれど、より思い入れが深いものを紹介することで、 |
中心がはっきりしてくるね。 また、「もし……」を入れるのも、いい方法。「もし、私が学校に行っている間に |
、お母さんが捨ててしまったら……」や、「石は何も言わないけれど、もし石が話せるとしたら……」など、自由 |
に想像を広げてごらん。そうすることによって、「石を見ていて楽しい」「石が大切」という主題が、より強調さ |
れると思うよ。 私が作文を担当している人・していた人で「石が好き」という人はこれで3人目。実は、ひそか |
に愛好者がいるみたいだよ。石と同じで「物言わぬ」状態なのかもね。この作文を見つけたら、その人達もきっと |
喜ぶだろうなぁ。 "☆"「見てて」→これは話し言葉だね。会話の中ではそれほど気にならないけれど、作文など |
では「見ていて」と書き言葉にしよう。"☆"「見たてる事」→「……(という)こと」の場合は、「こと」はひら |
がなの方がいいね。「楽しいこと」「悲しいこと」のようにね。 |
| けいこ | 先生( | なら | ) |
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