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手紙の良いところ アジサイの広場
いうや小5

 手紙とは日記とちがって、難しいところがある。例えば、送り先の相手の宛名や差出人のほうの宛名などを書かないといけないし、郵便番号など
いろいろ書かないといけない。しかし、ぼくにとって一番苦労するところは、文を書くところだ。とはいってもはがきに書くときはぜんぜん苦労し ないで書けるが、封筒になるとすごく考える。なぜかというと、はがきみたいに封筒の中の紙に書くと半分以上紙があまってしまう。なのでそのあ いたところに何を書くか迷って、時間がかかってしまうからだ。  

 ぼくも手紙を出したことがある。前の学校の友達に手紙を出した。そのときは封筒で送った。そのときもやはり、半分ぐらい書いたところでとま
ってしまった。  

 「なんて書こうかな。」
 

 いろいろ浮かび上がってきたが、なんとなく気にいらなくてやめた。そして十五分ぐらいして、
 

 「やっと終わった。」
 

 と、やっと一まい終わった。もう考えても思いつかなかったので、郵便番号と自分と友達の住所を書いて送った。そのときは、まるで今まで走り
まわってて、さらに走って帰ってきて「ばたり」とたおれて寝てしまったみたいだった。それから五日ぐらいたって、返事の手紙が帰ってきた。そ のときは、すごくうれしかった。  

 手紙とは、ぼくにとって、書いている時は苦労するけど、返事が返ってきたときは、うれしい気持ちにしてくれる。なので手紙は、いいものだな
と思った。                                              
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