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言葉の変化 イチゴの広場
A.Lあそき中1

 言葉の正しさを論ずる時にとかく語源が引き合いに出されるが、語源の通りでは社会状勢の変化のために合わなくなるものが多い。言葉は各人の
言語意識によって動いていくようである。  

 この例として、卓袱台がある。昔は、卓袱台を使っている家が多かったが、最近では代わりにテーブルを使っている家が多い。僕なんかは、卓袱
台をテーブルと言うことすらある。筆入れなんかもそうだ。入れているものは筆ではなく、シャーペンや消しゴムや鉛筆などだ。筆入れと言うので はなく、ペンケースと言う人もいる。  

 僕は、言葉が変わってほしいと言うわけでもないし、変わってほしくないというわけでもない。なぜなら、たった一人で言葉を変えようとしたり
、あるいは、変えないようにしても多勢に無勢であってどうにもならないように思えるからだ。                                                      
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