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行列! イチゴの広場
しっぽほし中1

 今日の生活に欠かせない行列という社会現象がある。最近ではあらゆる所で行列が見られ、近代社会の象徴のようなものにもなっている。
 

 私は行列があることに賛成だ。第一の理由に、行列をつくることによって礼儀を守ることができるからだ。「先着五十名様にすてきなプレゼント
!*おいしいケーキ屋*」というチラシが入っていたら、きっと、開店時間前から行列ができるだろう。(?)私もその行列に並ぶものの一人だとす る。五人目に並んでいたのに、一人私の前に割り込んできたら、私はおそらく激怒するだろう。私が今まで生きてきたところ、そういうことはなか ったような気がする。それは、やはり人の後ろに並び、順序を乱さないということは、当たり前のことであって、礼儀であるからだ。そして、第二 の理由に、公平だからだ。小学生の頃、算数ドリルの採点をしてもらうときに、やはり列をつくった。そのときに、クラスの中で、比較的権力のあ る子に、「ねえ、前いれてもらってもいい?」ときかれると、私はやはりうなずくしかなかった。今考えてみると、非常に腹の立つことである。列 をつくるのは、来た順に並ぶことで、地位などは関係ない。なんだか、今の平等な日本の社会を反映しているようでもある。  

 このように、行列には、ただ並ぶだけのことではなく色々な意味が込められているのではないのかと私は思う。確かに、行列に並んでいるとき、
人は、その制服通りの人間になる、というように個人の性格は失われているが、みんなで規則をまもる、という特別な機会のために、少しは犠牲に しても良いと思う。礼儀とは、幼いころから自然と実につくことだが、最近はそれが当たり前すぎているのか、ないがしろにする人が多い。礼儀と いうものは、どこにいても必要なものなので、しっかりと大事にしていきたいと思う。  

 
                                                   
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